2011年4月26日火曜日

iPhone4

曇天を

攪拌しながら 鳥が飛ぶ

風を切る

翼の音が 僕を呼ぶ






2011年4月15日金曜日

やってみる!by ハッピーバンド

誤解を恐れずに言うならば、
ハッピーバンドは
「知的障がい者」で編成されたバンドなんです。


その昔は精神薄弱者なんて呼ばれていた時代もあったんですよね。
案外つい最近まで。
障害者基本法など32の法律で使われている「精神薄弱」という表現を「知的障害」に改める関係法改正案(参議院国民福祉委員長提案による「精神薄弱の用語の整理のための関係法律の一部を改正する法律」)が1999年4月1日(平成11年4月1日)に施行されるまで、彼らはそんなふうにカテゴライズされていました。
精神が薄くて弱いとはどんな状況なのだろう?
なぜ、呼称を変更する必要があったかというと・・・この辺の話は長くなってしまいそうですし、誤りがあってもいけないので、例によってこちらを参照してください。



ウィキペディア「知的障害」
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%A5%E7%9A%84%E9%9A%9C%E5%AE%B3
ウィキペディア「特別支援教育」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E5%88%A5%E6%94%AF%E6%8F%B4%E6%95%99%E8%82%B2


彼らは趣味でバンドを結成しています。
保護者を中心としたサポーターが演奏以外の周辺事情を援助してはいますが、演奏は彼らのみ。
自分のやりたいことを自分でやる。そこに仲間がいる。そんな当たり前なことを「知的しょう害」の人達が当たり前にやっていることの凄さを何とか伝えたいところなんですけど、それも追々にさせていただきます。

さて本題です。
ハッピーバンドはやってみます。

自分たちにできることで、支援が必要な人を支援することを。

ハッピーバンドは
千葉県立美術館で5月27日~7月10日の日程で開催される特別企画展「山下清展」
http://www.chiba-muse.or.jp/ART/special/110528yamashita/index.html
で、ミュージアムコンサートを行います。

○日時:6/19(日)13:00~・14:45~
○会場:千葉県立美術館 講堂
○定員:200名 ※申込み予約は必要ありません。当日、講堂へお越しください。無料



この場所をお借りして、昨年美浜文化ホールhttp://www.mihamahall.jp/hall.htmlで行ったサードコンサートのCDをチャリテー販売させていただきます。
そして売上金は全て東北関東大震災の義援金とさせていただきます。




ハッピーバンドってどんなバンド?
という質問に対して、私たちサポーターはこう説明してきています。

ハッピーバンドは、養護学校の部活動から生まれたバンドです。
ハッピーバンドは、多くの人たちに支えられたバンドです。
ハッピーバンドは、多くの人たちを元気にするバンドです。



私たちは微力ではあっても無力ではない。
自分たちに出来ることに取り組んで、支援を必要としている方たちに支援を届けたい。

ほんの些細なことしかできないけど、ハッピーバンドは人の幸せのために活動したい

ハッピーバンドの音楽と活動を通して、一人でも多くの方が笑顔にしたい。
ハッピーバンドはやってみます!
自分たちにできることを!






ハッピーバンドのHPに掲載されている告知とリンクも掲載させていただきます。

ハッピーバンドの震災支援
2011年3月11日の東北関東大震災で被害に遭われた方々に、
心よりお見舞い申し上げます。
ハッピーバンドでは、被災者の皆様のために
何かできることはないかと考え、
サードコンサートCDの、チャリティー販売を計画しています。

6月19日のミュージアムコンサート(千葉県立美術館)にて
サードコンサートCD・60枚を販売し、
売り上げを全額、東北関東大震災の義援金として
日本赤十字社を通じて、被災地に送らせていただきます。

ハッピーバンドの音楽で、一人でも多くの人がハッピーに
元気になれますように、
そしてCDの売り上げが、少しでも被災地の方々のお役に立てますように
わたしたちも、がんばりたいと思います。

http://happy-band.com/syinsai.html

夜の路

Photo by SONY cyber-shot DSC-HX5V

ありふれた風景こそが


有難かったんだね

2011年4月14日木曜日

収斂の先

Photo by SONY cyber-shot DSC-HX5V

橋を渡ろう


まだ踏み入れたことのない街が


そこにはきっと広がっている

2011年4月6日水曜日

山下清展のお知らせ(ハッピーバンドの活動)

千葉県立美術館で「山下清」展が行われるんです。
「山下清」をご存知でしょうか?
私の説明では、誤りや勘違いが多分に含まれる可能性があるので、公式HP及び情報として確かなものと思われるHPの下にURLを記載させていただきました。問題があるようでしたらご指摘下さい。
山下清の公式ページはこちら→http://www.yamashita-kiyoshi.gr.jp/


下に掲載したものは、千葉県立美術館で開催される「山下清」展のポスター(A4版チラシ)になります。
詳細は千葉県立美術館公式HP(http://www.chiba-muse.or.jp/ART/index.htm)千葉県立美術館「山下清展」特設ページ(http://www.chiba-muse.or.jp/ART/special/110528yamashita/index.html)にも掲載されています。


(表)


(裏)

見えにくいかとは思うのですが、(裏)の企画内容を見てもらえないでしょうか?
ポスターを撮影したものになりますけど、ここです!

(ポスター抜粋)

時々このブログでも紹介させていただいている「ハッピーバンド」
千葉県立美術館コンサートをさせてもらえるんです♪

ハッピーバンドって何?っていうことですけど、こちらへGO!





ハッピーバンドは養護学校・高等部(現特別支援学校・高等部)の卒業生が結成したバンドです。
自分たちの余暇活動として平成14年から活動に取り組んできています。
彼らは「知的障がい者」と呼ばれる存在です。(障がいというより個性と言いたいところなのですが・・)
音楽の魅力を完成度だとすると、彼らの音楽は聞くに耐えないしアマチュア以下という評価が出されることでしょう。
でも、彼らの演奏スタイル・・・ステージ上で支援を受けずに演奏をするという姿を目の当たりにすると、音楽というよりその活動と姿勢に魅力を感ぜずにはいられないんです。

関係者の欲目かな?
ハッピーバンドが稀有な存在に感じてしまうんです。

彼らが自分たちのバンドや音楽をどう思っているかは正直なところわかりません。
ただ、自分たちのバンドを愛していて、音を楽しむということへ純粋に取り組んでいることは感じられます。

そんなハッピーバンドが大好きです。

彼らの生き方も、人柄も、愚直なほどの正直さも
みんな大好きです。

そんな想いで彼らに接する人が一人でも増えてくれて、彼らの音楽でハッピーになっていく人がわずかでも増えてくれたら素敵なことだよね。
なんて、夢見がちなお年頃になってしまいそうです。


彼らは、この「山下清展」で音楽以外の活動に取り組もうとしています。

震災復興に何か貢献できないか?

大きなことが出来ないのはわかっている。
自分たちにできることに取り組もうとしている「ハッピーバンド」を私は誇らしいと感じ、彼らをサポートしていて良かったと心底思うのです。

できることやりたい事がはっきりしたら、またお知らせします。

ずうずうしいお願いですが、
彼らの想い・私たちの想いに力をかしてくれませんか?

あなたが仲間になってくれたら・・・・
こんなに嬉しいことはありません。