2009年7月28日火曜日

夜の堰

photo by Panasonic DMC-FX35

夜の堰を滑り落ち

水面が少し泡立ちて

絶えぬ水音巻き込んだ

翠の時が流れ行く

2 件のコメント:

ルナルナ さんのコメント...

こんにちは^^

口から発するための、音にならない言葉の欠片が飲み込まれたまま・・時間が流れていくようなそんな印象でした。

でも・・お写真から泡立ちや川の流れの音は聞こえてきます。
ただ、心の音がそれらにかき消されていくようなちょっと切ない感じ・・^^

とも さんのコメント...

ルナルナさん
コメントありがとうございます♪
堰の傍に立って居ると、水音が空気を轟々と揺さぶり、水面がどんどん盛り上がってくるように感じられます。
感じるのは畏怖の念と頼りない存在の自分。
音にならない言葉の欠片は、慟哭の端っこなのかもしれないですね。